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所属議員紹介

佐々木 道範

​ささき みちのり

東北選挙区から選出され、議員としては 1 期目となります。

○プロフィール

1972 年福島県二本松市生まれ。東北教区中組・真行寺住職。私立同朋幼稚園理事長。中組組長を 3 期務めたのち、宗議会議員。

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■閉じてる感がものすごくある

 東日本大震災、特に福島第一原発事故で大きな被害を受けました。当時教区の仏教青年会の会長で、必死になって動きましたが、そのときに教区に来た支援のお金はなかなか使えないし、全国から来ているはずのお金もどうなっているのかよくわからなかった。モヤモヤ感が残りました。震災に対して教区がどう考えているのか、なぜ動かないのか、それを知りたいと思い、組長に手を挙げました。なったらなったで今度は本山が言ってくることがよくわからないし全く愛を感じなかった。ならば宗議会議員になろう、と。

 問題だと思ったのは、人類に開かれた宗門が被災者は大谷派の門徒なのか、活動団体は大谷派なのかと聞いてくることです。「閉じてる感」が、ものすごくある。助けるときに「大谷派ですか?」と聞けるのだろうか。なぜ組織がそういうふうになるのか。いまだに考え続けています。関係者ひとりひとりと話すと、そんなことは言いません。でも組織になるとそんたくが始まる。そこを超えるような組織の在り方を考えたいです。

金子を総長にする

 僕は金子光洋議員を総長にしたい。彼は一生懸命議員の勉強をしていて、時間のある限り議案を精読している。彼のような人間が総長になったら、宗門は変わると思う。逆に言えば宗門を変えなければ金子を総長にすることは出来ないだろう。

 

 2 年間議会に出て、いろいろ感じてきた。与党には言いたいことが言えない気持ち悪さを感じた。野党は言論は自由だが、これだという魅力は感じなかった。無所属は心地良すぎた。

 そんな僕を能登の地震がたたき起こした。それで新しい会派を立ち上げた。党議拘束はなく、与野党を超えて話し合える会派を目指して。 1 人が 1 人分の責任で公議公論する場をつくり、そして若い人たちの受け皿になれたら。

 原発事故以降、しゃにむに突っ走ってきたが、しんどかった。しんどいから、周りの人にも優しくなれないときがあった。時には大切な人を傷つけた。それは僕の反省。そう考えたとき、議員活動にしてもワクワクする目標をつくりたかった。それが「金子を総長にする」だ。簡単にはいかないのはわかっているし、しんどいのは覚悟してる。後から来る者のためにしんどいことを、楽しくやりたい。

 金子が総長になったらみんながワクワクする総長演説をするだろう。

■マイフェイバリット

 大切な家族と思いっきり笑いたいです。

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