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所属議員紹介

浜口 和也

​はまぐち かずや

四国選挙区から選出され、議員としては 1 期目となります。

○プロフィール

1981 年高知県出身。四国教区土佐組誓願寺住職。

2003 年大谷大学文学部真宗学科卒業。 2011 年より 2022 年まで同朋会館嘱託補導、 2015 年より 2021 年まで教師修練指導補。 2021 年より宗議会議員。 2023 年より同朋会館教導、同和関係寺院協議会常任委員。

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■ハラスメント・労務問題に直面して

 私が宗議会議員を志すきっかけとなったのは、宗派内で度重なって起こったハラスメントや労務問題でした。「宗門のいのち」としてきた真宗同朋会運動の中心的な場である同朋会館でパワハラが起こり、また勤務時間を大幅に超えて業務がなされている実態を目の当たりにしました。常勤の補導方からも「どうすればこの状況が改善されるのか。被害を受けたものがどう救済されるのか」を考えてほしいとの声を聞きましたが、私はただ話を聞くことしか出来ず、組織に対して直接訴える術を知りませんでした。また、宗派内で差別問題・社会問題を担う部署でのハラスメントについては、組織的問題に加えて自身のこれまでのあゆみ自体を問う契機になり、「本当にこのまま何もしないでいいのか?」という思いが一層強くなりました。そんな折に参加した学習会で、「宗議会議員」というポストの重要性を知り、「宗派の最高議決機関」という場で組織の改善をはかることこそ、いま自分に求められているすがただと実感しました。

言いたいことが言えると同時に、

 相手を尊重し合う対話を目指して

 しかしながら宗議会議員が 1 人 2 人で何を訴えても組織の改善にはつながりません。条例案を発議するには 5 人以上の賛同者が必要ですし、議員 65 人のうちの過半数以上によって議決されることが大前提です。多くの賛同が得られる仕組みを作るには、 1 人 1 人が大事にしていることを聞き合える場を育くむとともに、きちんと自分の言いたいことを相手に丁寧に伝えられる姿勢を学んでいくことだと思います。それらが備わった関係性のもとで、僧伽では次の時代を担う人々へ「私たちは何をつなぎたいか」を具体化していくことをそれぞれの現場に出向いて一緒に考え行動していきたいと考えています。


 差別やハラスメントの問題が解消されていく組織を目指すことで、必ず丁寧な対話が生まれ、宗門が掲げる理念に即したあり方が具現化されると思います。「真宗大谷派があってよかった。やっぱり必要だ」と思える宗門になるよう、一緒にあゆんでいきましょう!。

■マイフェイバリット

 自然が好きで、海遊びを得意としています。中でも魚釣りと素潜りで海の幸をいただくのが一番の楽しみです。

 

 また、副業として携わる林業では、何代にもわたってつながってきた寺守りのあり方と似ていると実感し、林業による中山間地域の再興とともにお寺の護持を考える一つのモデルとして構築出来るよう活動しています。

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