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所属議員紹介

金子 光洋

​かねこ みつひろ

​新潟選挙区から選出され、議員としては 2 期目となります。

○プロフィール

1975 年生まれ。新潟教区第 6 組最賢寺衆徒。2008 年、大谷専修学院修了。2017 年より宗議会議員。

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■現場の声が聞こえているのか?

 10 年以上前から高田教区(当時)の教化委員に所属し、教区の教化について話し合う会議に参加してきました。参加して感じたことは、「これがやりたい!これをやろう!」といった主体的な会議は少なく、本山が計画していることをどのように行なっていくのかという会議が多いということです。教化施策はトップダウン的なイメージが強く、本当に教区でやらなければならない、やりたいことができていないのではないかと感じてきました。トップダウンだと感じることで、教化活動をやらされている感が強かったようにも思います。


 そんなとき、宗祖のご誕生 850 年・立教開宗 800 年の慶讃法要を迎えました。教区内では、また募財かといった印象が拭い切れませんでした。結果としては募財が集まり、法要が勤まりましたが、「本山だけが御遠忌を勤めればいいのか」「自坊の御遠忌を勤める際に本堂や庫裡の修復をしたいけれども、これ以上の募財は負担が重い」といった声も聞こえていました。本山は教区の声をどのように聞いているのか、それとも聞かずに教化の方針を決めているのではないだろうか、なんとか教区の声を届けなければいけない。そんな思いで宗議会議員に手を挙げました。

声を届け形にするためにはどうしたら良いのか?

 議員となり、これまで私が聞き取ってきた声を一般質問や宗政調査会などで述べてきました。しかし、痛感したのは、あまりにも私自身が宗門法規を知らないということでした。法規の変遷は大谷派の歴史を表していると思います。声を届けるだけではなく、その声をどのように形にしていくのかということが重要なことです。声を形にするために法規があり、その法規は議会でしか変えたり作ったりすることはできません。宗憲には「あまねく同朋の公議公論に基づいて行う」とあります。会派や年齢、性別に関係なく議論をするということでしょう。何を大切にして議論をしているのか。そのことを互いに聞き合いながら確かめていくことが大切です。

 

 ことし 4 月に新会派「僧伽」を立ち上げました。メンバー 5 人の関わっている分野は違いますが、各人が苦しみ悲しんでいる方々の声を聞き続けています。その声を宗政に届け、形にするため、まずは会派で法規を学び、議論を積み上げていきたいです。 

マイフェイバリット

 車の免許を持ってないので日々、徒歩か自転車での生活です。なので自転車のメンテナンスは自分でできるようにしています。近所の方のメンテナンスをすることもあります。その時にいろんな話を聞かせてもらい関係を持つことができるので有意義な時間をすごしています。

©2024 Copyright 真宗大谷派宗議会 会派「僧伽」事務局

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