真宗大谷派宗議会
会派「僧伽(サンガ)」

議会報告
『僧伽議会報告』をお届けします。
去る 2026 年 5 月 28 日から 6 月 6 日の日程で第 80 回宗議会、 6 月 4 日から 8 日の日程で第 77 回参議会が開催され、各議案の審議・議決が行われました。
今常会では、大谷祖廟および東大谷墓地整備に係る特別措置条例・特別会計条例、また平衡資金の一部使用について議決を求める件をはじめ、共済条例の一部を改正する条例案や、門徒戸数調査に関する条例の一部を改正する条例案など、多岐にわたる議案が提出され、いずれも可決しました。
ご一読の上、ご批評ください。
2026 年 7 月 真宗大谷派宗議会「僧伽」
■第 80 回宗議会常会
<宗務総長並びに財務長演説>
宗派ホームページに掲載されております。
<可決成立した議案について>
〔反対した議決については太字下線にて表示〕
1 真宗大谷派所有建物の基本財産設定について議決を求める件
2 宗議会議員選挙条例の一部を改正する条例案
3 審問院組織条例の一部を改正する条例案
4 審問条例の一部を改正する案
5 門徒に準ずる者の取扱に関する特別措置条例案
6 門徒戸数調査に関する条例の一部を改正する条例案
7 教区制の一部を改正する条例案
8 組制の一部を改正する条例案
9 教区会の選出議員の任期に関する臨時措置条例を廃止する条例案
10 組長及び副組長の任期に関する臨時措置条例を廃止する条例案
11 男女共同参画推進に向けた組門徒会員選定に関する臨時措置条例の一部を改正する条例案
12 令和 6 年能登半島地震に伴う組門徒会員及び教区門徒会員の選定並びに参議会議員の選挙に関する緊急達令を廃止する条例案
13 開教区在住僧侶の教師補任に関する特別措置条例の一部を改正する条例案
14 共済条例の一部を改正する条例案
(金子、佐々木、石田、山本、高橋、中川、浜口、鳥取)
15 教化基本条例の一部を改正する条例案
16 大谷祖廟及び東大谷墓地総合整備事業特別会計条例案
17 大谷祖廟及び東大谷墓地総合整備事業推進資金に関する特別措置条例案
18 東大谷墓地特別会計条例の一部を改正する条例案
19 財政調整資金に関する特別措置条例案
20 宗派保有資金の利息収入の取扱の変更に伴う関係条例の整備に関する条例案
21 平衡資金の一部使用について議決を求める件
(金子、佐々木、石田、山本、高橋、浜口、鳥取)
22 大谷祖廟及び東大谷墓地総合整備事業特別会計収入支出総計画案
(金子、佐々木、山本、高橋、浜口、鳥取)
23 2026 年度大谷祖廟及び東大谷墓地総合整備事業特別会計歳入歳出予算
(金子、佐々木、山本、高橋、浜口、鳥取)
24 2025 年度真宗大谷派臨時部歳入歳出補正予算
25 2026 年度真宗大谷派経常部臨時部歳入歳出予算
(金子、佐々木、石田、山本、高橋、中川、浜口、鳥取)
26 2026 年度第 2 種共済特別会計歳入歳出予算
(金子、佐々木、石田、山本、高橋、中川、浜口、鳥取)
27 2026 年度東本願寺出版特別会計歳入歳出予算
28 2026 年度東大谷墓地特別会計歳入歳出予算
29 2026 年度首都圏教化推進本部特別会計歳入歳出予算
30 会計条例第 24 条ただし書による委任の議決を求める件
31 日程第 1 から日程第 29 までの各案について、宗議会議事条規第 63 条の規定による委任の議決を求める件
・請願委員長報告(議会の議に付することを要しないと多数をもって決定)
「人権を尊重するためのハラスメント防止研修実施に関する請願」
32 宗議会議員の定数に関する決議(案)
・両会協議会委員選挙・・・内藤議員、能邨議員、花園議員、坂本議員
34 第 80 回宗議会(常会)の休会の件
35 宗議会休会中における緊急達令手続の参与会への委任に関する件
<代表質問( 25 分) ~ 山本龍昇議員>
・大谷派の教義と教化・儀式について
・平衡資金の使用と復興共済積立金について
・大谷専修学院について
・ 2018 年人権週間ギャラリー展について
・第 3 次 男女共同・平等参画推進計画について
・「是旃陀羅」問題について
・公益通報者保護制度について
・院号・収骨の賞典取扱について
<一般質問( 5 分) ~ 中川和子議員 >
・社会構造を変革するポジティブ・アクションについて
・第 3 次 男女共同平等参画実施計画について
<一般質問( 5 分) ~ 鳥取真悟議員 >
・出版物の未納金について
・第 7 期中央教区改編について
・災害時における大谷派の存在
<一般質問( 5 分) ~ 石田悠晃議員 >
・「災害に強い教団」とは
・同朋社会の実現について
・得度式の奨励について
<第一特別委員会総括質問( 5 分)~ 佐々木道範議員>
・奉仕団を通して子どもから教わったこと~大事なことはきちんと話し合おう!
・第 2 種共済について~財源の確保も大事だが、手厚い支援も忘れないで!
<第二特別委員会総括質問( 5 分)~ 鳥取真悟議員>
・平衡資金について~大規模災害時の宗門被害想定と必要想定額を問う
<予算委員会総括質問 ( 7 分) ~ 石田悠晃議員 >
・専修学院について~和解への道を
・宗派声明について~新聞連載とは違う重みがある声明を出すべき
・第 3 次男女共同平等参画について~条例制定への具体策を問う
<宗議会議員の定数に関する決議>
現在、宗教を取り巻く状況は激変し、特に仏教においては墓じまいや寺離れが進行
し、寺院後継者・門徒の減少、また寺院が存する地域の過疎過密等の問題等が、宗門
の教勢に大きな影響を及ぼしていることに危惧を抱くものであります。
特に 2024 年 1 月に実施された「第 8 回教勢調査」においても「人口減少といっ
た国勢の停滞などの影響により今回の調査結果が示すものは、門徒の減少、教化組織
の衰退・解体であり、宗門の基盤の揺らぎが着実に進行しつつある」と指摘されてい
ます。
この難局に際し、宗門を後世に相続していくためには、宗門自らの宗務改革が必要
不可欠であるとの認識に立ち、すでに教区及び組の改編や行財政改革といった取り組
みが進められています。
このような状況に鑑み、宗議会では宗政調査会や歴代議長が設置した諮問機関にお
いて、議員定数の削減と定数算出にかかる要素設定の必要性について論議を重ねてお
ります。
教区及び組の改編並びに行財政改革の取り組みが進められている今こそ、さらに諸
課題を精査し、宗議会議員のあり方を自ら問い直し、時勢に適した宗議会における議
員定数の要素を明確にするとともに定数削減を遂行すべく、ここに決議いたします。
2026 年 6 月 6 日 真宗大谷派宗議会議員一同
